幹事長就任のご挨拶
2024年1月吉日
PA会幹事長 杉村 光嗣
2024年1月1日より新たにPA会幹事長に就任した杉村光嗣(すぎむら こうじ)です。今年一年間、PA会の発展のために尽力しますので、どうぞよろしくお願いします。
2024年は、能登半島地震等々の影響により、大変な幕開けとなってしまいました。被災地域の皆さまは今も辛い思いをされていると思います。被災された全ての方々に改めてお見舞い申し上げます。
PA会の名簿情報を基に、被災地域に事務所がある先生方を確認し、個別にアクセスしました。その限りでは、事務所の倒壊等の業務への直接的な支障が生じたPA会員はいないようです。
ただし、ご家族ご親族ご友人や、旅行先等で被災された方も多くいらっしゃるでしょうし、把握できていない被害も多いと思います。もし身近なPA会員等で、能登半島地震に関連して、お困りの弁理士がいらっしゃいましたら、よろしければ幹事長である当職に情報提供ください。何か力になれることがないか継続的に考えていきたいと思っております。
また、当職は日本弁理士会の防災会議に所属していますので、日本弁理士会からの情報に追加すべき重要な防災関連情報がありましたら、PA会のメーリングリストにて情報提供したいと思います。
さて、PA会は、会員相互の親睦や福利の増進と、弁理士業務の進歩拡充を図るための集まりであり、創立から100年を超える歴史と(1922年創立)、1000名を超える会員を有する弁理士の最大の会派です。
親睦団体の側面としては、事務所や企業の枠を超えた弁理士同士の交流の場として機能しています。
具体的には、年間を通じて、著名な講師による質の高い研修を行い(一部は弁理士会の単位認定研修にもなっています)、工夫を凝らした様々なイベントを実施しています。会員同士の同好会活動も複数発足しており、その促進のために一定の補助をしています。
また、弁理士業務の進歩拡充を図る団体の側面としては、創立からの長きにわたり、日本弁理士会の役員を多数輩出し、かつ、日本弁理士会の委員会活動に興味のある会員を委員として推薦することで、日本弁理士会の会務に多くの貢献をしてきました。
このような大変な時だからこそ、弁理士の仲間同士で情報交換をし、交友を温めることは重要と考えます。そこで当職としては、今年はPA会の輪を広げて、その魅力を周知することに注力したいと考えています。
若手・中堅・ベテランのあらゆる年齢、首都圏・地方のあらゆる地域の方が、PA会に参加することで楽しみ、あるいはご自身の業務への利益を享受いただけるように、幹事会の皆様及び会員の皆様と相談して工夫しながら、1年間かけて様々な施策を実施していきたいと思いますので、皆さま今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
東京都千代田区霞が関3-2-1
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杉村萬国特許法律事務所
代表弁護士 杉村光嗣