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研修報告:PA会商標研修第1回「ビジネスと商標」

研修部会

 2024年12月11日(水)に、事務所弁理士の植松 里紗子先生、藤本一先生、企業弁理士の生田目 紘次先生、企業経験者である生塩 智邦先生、およびをパネリストにお招きし、齋藤美紀雄が司会で商標研修第1回「ビジネスと商標」をパネルディスカッション形式(集合研修)で開催いたしました。本研修には、14名の先生方にご参加頂きました。

 本研修では、権利化に集中しがちな弁理士がクライアントのビジネスをどこまで検討してるか、事務所側と企業側で考えに違いがあるか、本音の討論から現在の課題を共有、あるべき方向を探る議論をしました。

 前半は、企業弁理⼠から⾒た事業と商標の課題とあり⽅、事務所弁理⼠から⾒たクライアントと商標における現状の課題とあるべき姿を扱い、後半は商売と知財として広く捉え、商売(経営・事業︓利益)に対応する知財管理の課題を踏まえ、AI時代の企業弁理⼠と事務所弁理⼠の役割と⽅向性を議論し、企業実務経験の浅い先生方や、普段は特許実務をメインとされている先生方にとって企業実務がどんな視点で検討しているか具体的に習得する良い機会になったかと思います。

 また、パネルディスカッション後、質問が寄せられ、受講者の先生方の理解がより深まる大変有意義な研修になりました。

以上

PA会
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