研修報告:PA会 第3回新人研修「特許の拒絶理由通知への対応(初級)」
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PA会
令和5年6月23日(金曜)にHasegawa弁理士事務所 長谷川 寛先生を講師にお招きし、国際研修第1回「欧州特許庁における補正の実務」をウェビナー形式で開催いたしました。本研修には、75名の先生方にご参加頂きました。
本講義の前半では、欧州特許庁における補正の時期的要件及び形式的要件について確認した後、補正の内容的要件について、日本の実務家がしてしまいがちな誤った補正を10の形態に分類していただき、各形態ごとにEPOのガイドラインや過去の審判部の判断に照らしてなぜ誤っているのかを丁寧に解説していただきました。また、講義の後半では、誤った補正にならないために、出願時にクレーム及び明細書をどのように記載していればよかったかについて具体的に例示していただきました。
欧州特許庁における補正の実務経験が少ない先生方だけでなく、実務経験が豊富な先生方にとっても、知識を体系的に習得するよい機会になったかと思います。
また、講義終了後には、多くの質問が寄せられ、受講者の先生方の理解がより深まる有意義な研修になりました。
以上